【店長ブログ】チームオーダーの衣装にこめられたもの

今年も東日本大震災の3月11日を迎えました。

震災の後数年間、何度か似たご依頼を頂きました。

太鼓も衣装も流されてしまい、残っているのは写真だけです。この写真から同じ衣装が作れますか?

立入禁止の区域に家があり、衣装を取りに行くことができません。以前オーダーしたものと同じ衣装が作れますか?

こういうとき、新しいデザインの話は出ません。
みんなでステージに上がった、同じ衣装を着たい、というお気持ち。そこにチーム衣装の役割を感じます。

デザインを考える時から、チームの思い、地元への思いを入れながら作るオーダー衣装。
ステージで回を重ねるほど、愛着がわく衣装。

そういう大切な存在になる衣装を、私たちはおつくりしていると、気持ちを新たにする日です。

店長 横山

【店長ブログ】ドドーンが染め法被を積極的に作らない理由

みなさんがお気づきかどうかわかりませんが、ドドーンでは昔からある定番の衣装、染めて作る法被を積極的にはお作りしていません。

作れないのではなく、他にプロとして作られている業者さんがいらして、自社工場を持たれているので、そちらの方がお安くお渡しできるからです。

私たちは染める型のことも熟知していますし、あらゆるプリント加工を存じております。
なので、これまでも染めの法被を作りたい、というお客様がいらしたら、お受けして、デザインし、版下を作り、染工場へ発注していました。

ただ、私たちが入ることで、お客様へのお渡し価格がどうしても上がってしまう。
それは本意ではありません。

また、私たちは1着から追加注文ができる、ということを大事にしています。

1着から注文できれば、多めに作っておく=結局使わなかった、という無駄が生まれません。
衣装も追加オーダーするメンバーさんのサイズで作れるので、自分のための1着をオーダーできます。それは、演奏へのモチベーションをあげることにも繋がると考えています。

染め法被は、大きな型を作って染めます。型代は人数で割るので着数が多いほどお安くなる、という利点もあります。
しかし、追加注文をしようと思うと、大きな型代と染め代が少ない着数にかかってくるので、現実的な価格になるのに最低10着のオーダーが必要です。

1着でも追加注文ができる、と私たちがうたっていることと両立できないため、染め法被を積極的に案内していません。

しかし、染めの良さも知っています。
特に、黒などの濃色は深みがあり、高級感もあります。
染料は生地の裏まで通りますから、重みも感じます。
長年使い込んで、色落ちした感じが出るのも、染めならではです。

なので、何を重視されるか、どのようなシーンで使われるかによって、作る衣装を選ばれると良いかと思います。

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ドドーンでは染め法被をお受けしていないわけではありません。
デザインの相談をしたい、サイズを細かく作りたい、細身の法被を作りたい、といった要望を元に、オーダー法被をお作りすることもあります。
このあたりのご相談は、染工場さんに直接お願いしても難しいことがあるからです。

ただ、初回オーダーも追加発注も、10着からになることをご理解の上、ご相談ください。

店長 横山

【店長ブログ】立ち衿半天「祝い柄」は、縁起の良い文様でデザインしました

衣装の打ち合わせをしていると

「お正月の初打ちで着たい」

「●周年のイベントで披露したい」

といった、ハレの日に演奏する話題がよく出ます。

太鼓はおめでたい席にも呼ばれますよね。
かくいう私も今から20数年まえ、自分の披露宴で太鼓の演奏をして頂きました。

そんなお祝いの場にふさわしい衣装を、ドドーンのスタッフがつくりました。

 

 

デザインした柄は松竹梅市松をアレンジ。

松は健康・長寿、竹は成長、梅は清廉潔白といった意味があり、3つそろった松竹梅は縁起が良いとされています。

雲は手が届かないところから、神秘的なもの、雨を呼ぶことから実りと豊穣を表し、運気上昇の願いが込められています。

また、市松柄は途切れることなく続いていく柄なので、繁栄を意味します。

衿と袖縁は、紗綾形の地模様が入った綸子(りんず)生地で光沢があります。

ひとつひとつ、そうした意味をもつ柄を衣装全体にデザインしました。
また、華やかさをもちつつ、太鼓の落ち着きも表現したく、赤より一段おちついたえんじ色に、黒とゴールドを組み合わせました。

男性モデルはすそ絞りパンツと組み合わせています。
下の写真は、袴風パンツとあわせ、より重厚感のあるスタイルにしています。

演奏を見てくださるお客様に、目でも楽しんでいただく、また、お祝いの気持ちを全身から伝えられるお衣装だと思います。

こちらの立ち衿半天「祝い柄」、これまでのAmazon販売に加えて、オンラインストアでも1着から購入できるようになりました。

ぜひこちらからご覧ください。

すそ絞りパンツ、袴風パンツもオンラインストアで購入できます。

店長 横山

【店長ブログ】このメンバーでみなさんの衣装をお届けしています。

お仕事はすでに始まっていますが、週末、弊社の新年会を行いました。

お客様と直接やりとりしているスタッフは3、4名。
でも、デザイン画をつくったり、資材の発注や、加工の指示、パターン作成、縫製、版下作成、製版、プリント、検品、発送など、バックヤードもすることがたくさんあります。

これらのメンバーで、みなさんのお衣装をおつくりしています。

今年も、無事に、楽しく、みなさんと衣装づくりができますように。
どうぞ、よろしくお願いいたします。

 

店長 横山

【店長ブログ】和楽器バンドや、コラボされる方との衣装

太鼓以外の笛や三味線など、違う楽器の方と一緒にステージに立つことはありませんか?

そうしたチームの方から衣装のご相談を受けることがあります。

同じデザインだけど、例えば太鼓の人は袖なしでシンセサイザーの人は袖が付いている、4人の右の前身頃だけ色が違う、など、統一感はもたせながら、少しだけ違うデザインです。

 

▲和太鼓 鼓太郎さん

こちらは太鼓を打っている方の衣装。

そして同じステージに立たれているシンセサイザーの方は、同じ柄で色違い、袖付きです。

 

ステージで華やかさもアップしますし、一体感も生まれます。

1着ずつ違う、という衣装はフルオーダーで価格もかなり上がってしまうので、オプションでできる加工を工夫してご提案することが多いです。
ぜひ、衣装づくりを楽しんでください。

店長 横山

【店長ブログ】新しいスタイルブックができました

前号に続く、2冊目のスタイルブックができました!

太鼓衣装ドドーンスタイルブック

一昨日のブログ昨日のブログでスタッフが書いていましたが、今回は女性のための新しい太鼓衣装を提案しています。

これまでご注文いただいたチームさん、カタログ請求をされた方に順次お届けしています。

ただ今発送準備の真っ最中!

新年会など、みなさんお集まりの機会も増えるかと思います。
新しい衣装の参考にご覧いただけたらと思います。

ご希望のかたは、カタログ請求からお申し込みください。
無料でお送りします(新年発送は1月7日からになります)。

では、今年最後のブログとなりました。
新しい年が、皆様にとりまして素晴らしい一年となりますよう、スタッフ一同お祈り申し上げます。

本年もご愛顧いただきまして、誠にありがとうございました。

 

店長 横山

【店長ブログ】Merry Christmas !スタッフランチ会をしました

弊社では毎年クリスマス・ランチ会をしています。
メニューを決めて作るのですが、今年は鍋とたこ焼き。(ちなみに昨年は手巻き寿司と豚汁)

みんなでワイワイ作って食べる、楽しい時間。

そしてもう一つ恒例の

母お手製。社員さんへ1年の感謝を込めた、手作りお菓子のデザート。

フィナンシェ、フロランタン、クレームブリュレ、ネージュ。

途中、午後から打ち合わせのあったお客様も加わって、賑やかな時間となりました。

 

みなさまもよいクリスマスを!

店長 横山

【店長ブログ】失敗

ここ3、4年、ドドーンは裏で色々とチャレンジをしてきました。

時間とお金も使って、新しい取り組みをしました。

そして、8割が失敗しました。
いや、もう少し上かな。

でも、色々わかったんです。
失敗から得たものは、大きかった。
だから、失敗できる環境にあったことに感謝しています。

さらに、一番大事なことに気づきました。

それは、お客さまのためになっているか?

この視点を忘れてはいけない、ということです。

そんな当たり前のこと、と思いますよね。
でも、頭でそう思っているのと、痛い思いをして腑に落ちているのでは、理解度が何倍も違うと知りました。

だから、これからも
数々のチャレンジを続け、会社がどうにかならないまで(苦笑)で失敗し、そこで得た糧をお客さまのためにブチ込む(おっと、失礼)。もとい、より良い衣装、サービスに還元する。

とてもシンプルなこと。

そして、これが楽しいということにも気づきました。

私たちの企業理念
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お客さまも、私たちも、この衣装にかかわるすべての人たちが「ハッピィ(豊か・幸福)」になること。そのために私たちは、毎日の仕事を「楽しい」ものにしたいと思っています。
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書いているじゃないの…。
ちなみにこれを書いたのは私ではなく社長です。

同じように痛い思いをしてきてくれたスタッフや外部の関係者の皆さんとともに、これからも楽しく衣装制作をしていきたいと思っています。

頭をかいている店長でした。

【店長ブログ】細見えにはウラがある

40代半ばになり、思わぬところに肉の厚みを感じる店長です。

練習で鍛えられているみなさんには関係ないかもしれないですが(羨まし)、ステージに立って見られる自分、を意識した時、そりゃ少しでもかっこよく見えたい…というのが本心。

もし私がステージに立つなら、自信を持ってドドーンの半天を選びます。

え、細身だけど大丈夫?って聞かれます。
大丈夫です。細い、というより、細身にみえる、のです。
ここ大事なポイントです。

ただ細い半天だと演奏中にはだけたり、きつかったりします。演奏に集中できません。
ドドーンでは太鼓を打つ動きを邪魔しないよう、ラインに工夫をしてパターンを起こしています。

また、フリーサイズや、MサイズとLサイズのどちらか、というサイズ展開では、合わない人がでてきます。なので、例えば立ち衿半天ですと、サイズ展開は15サイズ用意しました。

15サイズ展開

とくに、ドドーンだけの展開「細」「広」があります。同じMサイズでも、身幅が細い「細M」、身幅が広い「広M」といった、身長だけではなく、身幅を重要視したサイズをつくっています。

太鼓をされていると上半身に厚みのある方が多いため、身長で選ぶ着丈基準のサイズでは上着がキツいことがあります。でも一つ上のサイズにすると、着丈が長い。これはかっこよくありません。そこで、同じ着丈で身幅を広くした「広」を用意しました。(ちなみに、ここだけの話、お腹が気になる中年の方にも細見え効果ありです♪)

また、スリムな女性はその細さをより強調できるとかっこいいです。
なので、「細」というサイズをつくっています。

細身にみえるライン+自分にぴったりのサイズを選べる15サイズ展開

見られることを意識した衣装。気持ちもグンと上がります。

それは良い演奏につながると、信じています。

 

店長 横山

【店長ブログ】次の世代につなげる衣装

先日のブログで、天馬さんが言われた言葉。

『伝統ある日本の文化と言うと少し大げさかもしれませんが、私たちが伝えられたように、次の世代にも和太鼓の楽しさを伝えられたらと思っています。』

その言葉から、あるチームの方にお聞きした話を思い出しました。

その方は、子供のときに地元の太鼓演奏をみて、とてもカッコイイと思われたそうです。でも、友達から「太鼓をやるなんてダサい」っていわれそうで、なかなかやりたいと言い出せなかったそうです。

その話を聞いて、なんてこと…とショックを受けました。私は、言い出せない少年の姿を想像して悔しくなってしまいました。

太鼓を打つってカッコいい、打ってみたらおもしろい、そんなきっかけのひとつに、あの衣装かっこいい、あの衣装を着て僕もステージに立ちたい、と思ってもらえたらいいなあ。

そして、太鼓っていいなあと思う子供たちや、再認識する大人が増えるといいなあ。

そのためにも、奏者が輝ける衣装をつくりたい新しいスタイルの衣装にもチャレンジしたい。そして、太鼓文化の継承に、少しでもお役に立ちたいと思っています。

 

店長 横山