ドドーンがマスクをつくりました。
マスクをつくり始めたきっかけは、新型コロナウィルスの感染が広がり、市販のマスクが手に入りにくくなっていたこと。
困っている方が増えてきたので、衣装のために在庫していた生地やゴムを使って社内で布マスクを縫製し、社員や周囲の方へ配っていました。
衣装を作っている私たちなので、使った方の意見を聞きながら、型紙も改良していきました。
すると、差し上げたマスクが好評で「息がしやすい」「メガネが曇りにくい」「売って欲しい」との声を頂くように。
それなら手持ちの材料ではなく、ドドーンが作るマスクとしてちゃんと考えよう。
そうしてできた、こんなマスクです。
肌ざわりがよく熱がこもらない竹繊維
熱がこもらない生地として、竹の繊維が入った生地を使用。
竹は冷却作用と抗菌効果もある素材。
肌に触れるとひんやり感があります。
私は化学物質過敏症なので、1年中マスクをするのですが、5月をすぎてマスクをするのは暑いです。
顔中、汗をかきます。
涼しい素材のマスクが欲しい、というのは自分の希望でもありました。
肌に触れる生地は竹かガーゼを選べるリバーシブル
マスクの使用感を聞く中で気づいたのが、ガーゼに対する評価が分かれることです。
ガーゼが好き、という方と、ガーゼの毛羽立ちが苦手、という方に分かれます。
これは、ガーゼがいいとか悪いではなく、好みの問題。
なので、竹の入った生地とガーゼを組み合わせ、リバーシブルの形にしました。
これなら好みで、肌に触れる生地をどちらか選べます。
ちなみに、竹の繊維が入った生地の組成は、竹35%、綿65%です。
ガーゼはダブルガーゼで、綿100%です。
長時間つけるので、息苦しくない形
鼻からの角度を深くつけ、口元の空間を大きくとった形を考案。
呼吸をする空間が広いので、息苦しさが軽減されます。
メガネが曇りにくいワイヤー入り
メガネが曇るのは、自分の息が上に上がってくるから。
そこで、マスクの鼻部分に、形状を維持するワイヤーを入れました。
鼻とマスクがフィットして、息がもれにくいので、メガネが曇りにくくなっています。
フィルターを入れるポケット付き
布マスクは飛沫感染を防ぐのが主な目的。
ウィルスを防ぐものではありません。
それでも、厚みに不安を感じたり、少しでも入るものを防ぎたい、という方のために、フィルターを入れられるポケットをつけました。
市販のフィルターや、キッチンペーパーを入れて使えます。
洗って繰り返し使える
布マスクなので、洗って何度でも使えます。
使い捨てマスクが品薄なのでこうしたマスクが手元にあると安心です。
また、ゴミが増えないので環境にとってもいいです。
このマスクはワイヤー入りなので、お洗濯は手洗いをおすすめします。
安心の日本製
いつもドドーンの衣装を縫ってくれている縫製工場さんで縫製します。
毎年この時期はたくさん衣装の注文があるので、縫製工場さんもドドーンのためにスケジュールを開けてくれていました。
しかし、今年のイベント中止で、衣装の依頼はほぼありません。
この15年で、縫製工場は廃業や倒産が続き、ドドーンがお願いしていた先も何件もなくなりました。
新型コロナが収束したあとも、衣装が作れる体制を維持しなければ。
縫製工場さんも「横山工藝(ドドーン)さんがマスク作るなら縫うよ」と言ってくれました。
縫製も丁寧で、技術も確か。
私たちも安心してお任せできます。
サイズはMサイズとLサイズ
試作のマスクを社員全員に配ったところ、少々小さくて苦しそうな男性が数名。
体の大きな男性や外国人の方が同じサイズでは無理があると思い、Lサイズもつくりました。
身長190cm アメリカ人男性 Lサイズ着用例
価格について
価格は1枚 1,980円(税込)です。
5枚セットの販売もあり、こちらは1,000円お得になります。
(1,980 円 × 5枚 = 9,900 円 → 8,900円に。一枚あたり 1,780円です。)
洗い替えに、家族用に、まとめ買いしたいというご希望もあり、お得なセット販売もご用意しました。
オンラインストアで5月11日(月)午前9時 販売開始
ドドーンの衣装を販売しているオンラインストアで上記日時から販売します。
▼【日本製】布マスクガーゼ×竹繊維 洗える 涼しい 夏用 立体
https://ishoorder.base.shop/items/28320587
初回にご用意できるのがM100枚、L20枚です。
数に限りがありますので、販売開始とともにご注文されることをオススメします。
店長 横山