新元号『令和』は、万葉集、梅の花の歌序文「新春の令月にして気淑(よ)く風和ぎ、梅は鏡前の粉を抜き、蘭は珮後の香を薫らす」から取られました。
この歌にちなみ、梅をモチーフにした袖なし半天をつくりました。
奈良時代は「花」といえば「梅」。
その形や芳香から広く愛され、多くの工芸品や絵巻物、着物などに使われてきました。
私自身は、桜も大好きですが、梅にはより親しみを感じます。
桜より古く日本人に親しまれてきた長い歴史を、感じるのかもしれません。
また、梅は寒い季節に一番に咲く花です。
厳しい環境でも花を咲かせる生命力から、おめでたい柄とされ、江戸時代より新春を彩る花として定着したそうです。
新しい年を迎えるにあたり、縁起のいい梅柄の衣装で初打ちをされてはいかがでしょうか?
そうした席にふさわしい華やかさを持つ半天です。
左は帯を締め、黒いすそ絞りパンツで引き締まったイメージに。
右は袴風パンツ(ゴムウエスト)に同色の帯をして、袴スタイルに。
ドドーンの太鼓衣装で定番色にしている「えんじ色」。
上の写真の帯や袴風パンツでも使用していますが、この色に色合わせをして梅柄をプリントしています。
なので、一式の衣装としてあつらえたような統一感が生まれています。
私たちがこれまで、数々のオーダー衣装を作って得た「こうしたらいい衣装になる」という秘訣を、ドドーンオリジナル衣装ではたくさん活用してお見せしたいと思っています。
上の半天はオンラインストアで販売しています
▼袖なし半天 令和梅
https://ishoorder.base.shop/items/25405898
店長 横山